数学苦手かどうかで別れる仕事先の選択

ソフトウェア開発では、数学の知識を必要としない分野と、その一方で高度な数学知識がなければ務まらない分野が存在します。
もし数学苦手にも関わらず高度な数学能力を必要とする仕事を選んでしまったとしたら、プログラマーとしての実力を発揮できません。
そこでプログラミングの仕事を探すにあたり、目標とする分野で数学知識を必要とするかどうか見極めることが先決です。

情報分析に関する分野では、数学の知識やセンスを必要とします。大量のデータから価値ある情報を取り出すためには、統計や確立など数学知識が無くてはなりません。また幾何学に関する知識が必要な3DCG開発の分野でも、数学苦手なプログラマーは仕事を続けるのは難しくなります。

一方で数学が苦手でも務まる分野は存在し、例えばWEBサービス開発分野では高度な数学の知識を必要とする場面は限られています。
確かにソフトウェア開発の仕事に携わるなら、数学は得意である方が仕事のチャンスが広がるのは間違いありません。
しかし一方で、数学苦手だからといって始めからソフトウェア開発の仕事を諦める必要性はありません。自身に適した分野を見極めて仕事を探せば、プログラマーになってエンジニアとして活躍できる職場が見つけられます。むしろ数学以上に求められるスキルもありますので、参照サイトを見てそれらのスキルをしっかりと身に付ければ、プログラマーとして活躍していけるでしょう。

また、万が一選択を誤ってしまい数学の高度な知識が必要なソフトウェア開発の職場を選んでしまったとしても、転職して改めてキャリアのスタートを切る選択肢が残されています。